2020-04-01 第201回国会 参議院 決算委員会 第1号
○吉田忠智君 同時に、古川元官房副長官は、三段目に書いておりますが、人事検討会議が設けられて、恣意的人事の排除など守るべき基準を内規で定めていたということも併せて提案をしております。
○吉田忠智君 同時に、古川元官房副長官は、三段目に書いておりますが、人事検討会議が設けられて、恣意的人事の排除など守るべき基準を内規で定めていたということも併せて提案をしております。
まず、幹部公務員の人事については、内閣人事局による一元管理のもと、常に適材適所で行っており、内閣人事局制度を悪用し、恣意的人事を行ってきたとの御指摘は全く当たりません。 検察官については、昭和五十六年当時、国家公務員法の定年制は検察庁法により適用除外されていると理解していたものと承知しております。
安倍政権は、これまで、内閣人事局制度を悪用し、数々の官僚に対する恣意的人事を行ってきましたが、黒川東京高検検事長の勤務延長問題は、政治家の汚職を摘発する捜査機関トップへの人事介入だけに、より深刻です。
最大の問題は、内閣人事局の創設によって、官僚に対する政治家の恣意的人事が行われるおそれが高くなることで、これは絶対にあってはならないことだと述べておられますが、こういう指摘については、長官はどのように受けとめておられますか。
現内閣は、現行の任命権をフル活用して内閣法制局長官やNHK経営委員など適格性が問われる人事を行ってきましたが、官邸のこうした恣意的人事に対し国民の批判が巻き起こっています。求められているのは、官邸の人事権限を内閣一元管理の名の下に更に強化することではなく、中立公正な任用制度を再構築することであります。
こうした官邸の恣意的人事を全省庁の幹部人事に拡大するものが、内閣一元的管理制度にほかなりません。国家公務員が官邸の顔色しか見なくなり、憲法の規定する全体の奉仕者たる公務員制度に重大な変質をもたらすことは必至であります。 求められているのは、国民目線で、国民の方を向いて仕事をする、全体の奉仕者としての公務員制度への改革ではありませんか。
第四に、幹部人事について、情実人事、恣意的人事を排除するための取り組みが全く不十分であります。 前駐日英国大使は、政治家は介入しない方がいい、なぜなら、官僚が政治家にくっついてしまう失敗があり得るからですと警告をしています。 我が党は、適格性審査、幹部候補者名簿の作成に当たっては、第三者機関を関与させ、できるだけ客観的な評価に基づいて実施すべきと考えます。
一層の恣意的評価が可能となるだけでなく、降格人事も同一の職制の横異動、転任とみなすことで、恣意的人事の歯どめである国公法の身分保障の原則も空洞化されています。 法案は、この適格性審査の具体的な内容について政令にゆだねております。幹部人事が公正中立に行われるかどうかはこの法案の核心ですが、それを明らかにすべき政令案の骨子が委員会に提出をされないまま質疑を打ち切ったのは重大であります。
その意味では、政府案を実行に移すに際しては、人事権の濫用がないように、それから恣意的人事が行われないように細心の注意が必要であるとともに、そのための装置を用意することも必要なのではないかというふうに思います。
さらにもう一つ大事なのは、私も今回、情実人事、恣意的人事の排除ということを強く主張してまいりました。先ほど来、稲継公述人も中野公述人も、そのために第三者機関の関与等々の御提案をいただいたところでございます。 そこで、これは前田公述人にお伺いしたいのですが、先ほど来、いわゆる幹部一元化といって、ワンボックスに入れ、そしてそれぞれ処遇もこれから異なっていくという状況にあります。
恐れ入りますが、同じ質問を稲継公述人また中野公述人にさせていただきたいのですが、先ほど来、情実人事、恣意的人事を排除するためにということで、稲継公述人からは、第三者的存在、第三者機関の関与という御提案もいただきました。
情実人事、恣意的人事を防ぐ方策につきまして、先般も金田議員からの質問に対しまして答弁もいただきました。重ねまして、適格性審査と幹部候補者名簿の作成に当たりまして、公正性確保のための留意点につきまして伺わせていただきます。
幹部候補者名簿での人事は、この委員会でも、恣意的人事、情実人事をもたらすという懸念を指摘されておりますけれども、恣意的人事というのはこれまでも、今までのシステムでも行われてきたというふうに私は思います。族議員が内定人事をひっくり返すということも私はしばしば見てまいりました。むしろ、今回は、内閣に一元化したことによって恣意は避けられる、そういう仕組みをつくったというふうに私は思います。
○階大臣政務官 大臣の意向に沿わない、そのことだけをもって降格ということは、確かに恣意的な人事ということにつながるわけでございまして、ただ一方で、恣意的人事を避けつつも、政治主導を実現するという観点も大事でございます。私どもとしては、そういう恣意的人事を避けながら、政治主導を実現するというための幹部職員人事の一元管理だというふうに考えております。
幹部職員は、当然のことながら、行政の中軸にあって、政策決定にも重要な役割を担う非常に重要な公務員でありますので、そこに政治的な人事や恣意的人事というものがもし持ち込まれることになれば、国民の立場から見て、行政のあり方を大きくゆがめることにつながってくるのではないか、そういうことにつながる危険性を今回の法案は秘めているのではないかというふうに感じておりますので、ぜひこの点をいろいろ議論していただければというふうに
○高木(美)委員 いずれにしましても、恣意的人事、そしてまた情実的人事を排除するシステム、これをさらに検討していただきますことを求めまして、以上で終わらせていただきます。 衆法の提案者の皆様、大変申しわけございません。時間がなくなってしまいまして恐縮でございます。
そこが、恣意的人事そしてまた情実的人事が行われるのではないか、こうした懸念を生むところではないかと思います。 重ねて統一見解をお出しいただきますことをお願いいたしまして、終わらせていただきます。
ところが、どう見たってあいつは部長の能力しかないのに何で次官になるんだ、これがまさに恣意的人事に偏りやすいということなんです。 だから、人事というのは公正性、公正性というのは能力評価です、実績評価です、客観評価です。恣意じゃないんです。それと、恣意、つまり、おれはこいつの方が使いやすい、大臣の、こいつだとうまくウマが合うよと。性格だってあるんですから。
さらに、大臣による情実人事、恣意的人事が行われないようにしなければなりません。 その点、私どもの法案では、法定化することにより、役員の責任を明確にするとともに、人事のルールを明確にする効果があると考えております。 以上です。(拍手) 〔山内康一君登壇〕
内閣人事局における幹部人事の運用において、恣意的人事を避けつつ政治主導を実現するとの観点から、次官から局長あるいは局長から部長といった格下げ人事を具体的にどのように行っていくか、仙谷大臣、御答弁願います。 幹部人事一元化の目的としては、以上のような政治主導の実現に加え、縦割り行政の是正があります。 うちの省といった言い方が、いまだに公務員の間にまかり通っております。
そうしますと、隠れみの的審議会は行政の恣意的人事基準によって決められたものだということで、出た答申に対して国民からなかなかコンセンサスが得られないという問題点を含んでいるのではないですか。これが、今まで議論してきたところの私の整理したかった論点であります。 ですから、先進諸国の場合は大体職能代表から始まるのです。